マタイによる福音書 4:23~5:12

「心の貧しい人々は、幸いである。天の国は、その人たちのものである。」(5:3)

 ある人は、「キリストは山の上から、イスラエルに向かって語りかけていらっしゃるのだ」と説明しています。山上の説教は、神と血の契約を結んだ民・イスラエルに、神が語りかけていらっしゃる言葉なのです。
イスラエルの歴史は、不信仰がもたらす悲惨さを私達に教えています。イザヤは、国が滅ぼされる直前に「イスラエルの残りの者」が主に真実をもって頼ることになる、と預言しました(イザヤ書10:20以下)。神への信仰を貫いたわずかな人たちが、イスラエルの不信仰に対する神による裁き・滅びを生き抜き、戻って来て神の国を回復させる、という預言です。
 主イエスは御自分を求める人達のことを、「小さな者」と呼んでいらっしゃいます(マタ10:42、18:6、18:10)。「残りの者たち」は、文字通り「小さな者」の群れでした。天の国はそのような人たちのものである、と主はおっしゃいます(5:3、18:4、19:14)。
 「心の貧しい人々」は、「霊において貧しい人々」という意味の言葉です。霊の渇きを覚え、立ち返るべき方の元に戻って来た時、小さな私達に主は祝福の言葉を聞かせてくださるのです。  

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