マタイによる福音書 4:18~22

「わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしよう。」(4:19)

 この言葉を聞いて、4人の漁師たちはすぐに生活と家族を後ろに残して主の後ろに従いました。彼らは家族を「捨てた」のでしょうか。
ヤコブとヨハネの母は、エルサレムでの十字架に向かわれる主イエスに、自分の二人の息子の将来を保証してほしいと願います(20章)。しかし、その後彼女は主の十字架を目撃することになりました(27章)。彼女は夫のゼベダイにも、二人の息子にも、主の十字架を証ししたのでしょう。息子たちは文字通り人間をとる漁師となり、ゼベダイは後のキリスト教会で皆に知られる信仰者になったようです(4:21)。
 主イエスへの従いは、「家族を捨てる」ことではなく、家族以上に求めるべき方を「家族に証しする生き方をする」、ということではないでしょうか。
 「イエスは・・・言われた」(4:19)とありますが、原文では「言う」という現在形の言葉が用いられています。今も主イエスは我々に「私に従いなさい、人間をとる漁師にしよう」と言い続けてくださっている、という聖書のメッセージです。

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