マタイによる福音書 1:18~25

「母マリアはヨセフと婚約していたが、二人が一緒になる前に、聖霊によって身ごもっていることが明らかになった。」(1:18)

 神の霊が水の面を動いていた混沌に「光あれ」という神の言葉が与えられ、世の秩序が創造されました。土の塵で人は形作られ、その鼻に命の息(=霊)が吹き込まれることによって人は生きるものになりました。神の霊は、歴史の中でイスラエルを何度も救ってきました(例:エゼ37章)。神の霊は、創造の霊・命の霊・救いの霊なのです。その霊によって、主イエスはお生まれになりました。
 天使ヨセフに「この子は自分の民を罪から救う」と告げました。神から離れた闇の中にいる者たちに、主イエスは、「二人または三人が私の名によって集まるところには、私もその中にいる」(18:20)「私は世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる」(28:20)とおっしゃいます。主の救いは、神を見失った者に対する霊的現臨です。だからインマヌエルと呼ばれるのです。
 インマヌエルとは、神の計画のみが実現する(人間の計画は実現しない)ということです(イザ8:10)。主イエスへの信仰は、罪の闇を生きていた自分には思いもよらなかった道へと導き、考えもしなかった恵みを見せてくれるのです。

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