マタイ福音書 1:1~17

「ユダはタマルによってペレツとゼラを・・・サルモンはラハブによってボアズを、ボアズはルツによって・・・ダビデはウリヤの妻によってソロモンをもうけ・・・」(1:3~6)
 
キリストに到るまでのイスラエルの歩みの系図の中に、タマル、ラハブ、ルツ、ウリヤの妻(バトシェバ)という四人の女性が名を連ねています。この人たちは、特に性的な面から見ると、キリストの系図に相応しくないのではないかと思わされます。
 しかし、聖書はこの四人を「罪人」とは見ていません。ある人は、「この四人は必死になって神の御翼の許に逃れてきた信仰の難民であった」と言います。当時の社会で頼れる夫がおらず、神に頼るしかない中で貪欲に神の祝福を求めた彼女たちの信仰がイスラエルの歴史を主イエスの母マリアにまで運んだ、と言うのです。
 少なくともラハブとルツは間違いなく異邦人女性でした。イザヤは全世界の人々が主の道を求める日が来る、と預言しました(イザ2:2~5)。既に、異邦人への神の招き(=救い)への芽生えがここに見られます。
その時代その時代で神の祝福を求める信仰者たちの生き方の積み重ねを通して、神は歴史を救いの完成へと着実に運んでいらっしゃいます。                             

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