ミカ書1章

「まことに、痛手はいやし難く、ユダにまで及び、わが民の門エルサレムに達する。」(1:9)

 ミカはBC725~700年ごろ、南イスラエル王国で活動した預言者です。モレシェトという辺境の町でアッシリアによる滅びを体験したミカは、歯に衣着せぬ言葉でイスラエル全体の根源的な罪を指摘しました。
 私達はミカ書の中に神の葛藤を見ることができます。神はご自分を裏切り離れていくイスラエルへの怒りと、それでもイスラエルを赦そうとする愛の間で苦しんでいらっしゃるのです(6:2、7:18など)。
 ミカ書5:1以下の預言は、イエス・キリストの誕生を暗示しています。「彼は立って、群れを養う」「彼こそ、まさしく平和である」(5:3~4)。「人よ、何が全であり主イエスが何をお前に求めておられるかはお前に告げられている・・・へりくだって神と共に歩むこと、これである」(6:8)。罪から解放し、神と共に歩む道を示して下さったインマヌエルの主の誕生の預言は今、実現しています。

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