テサロニケの信徒への手紙1 3:11~13

「どうか、主があなたがたを、お互いの愛と全ての人への愛とで、豊かに満ち溢れさせてくださいますように。」(3:12)

 主が「二人または三人が私の名によって集まるところには、私もその中にいる」(マタイ18:20)とおっしゃったように、このパウロの祈りは、共同体の祈りです。パウロは「お互いの愛」と「全ての人への愛」を願って祈ります。「お互いの愛」は共同体の内における愛、「全ての人への愛」は共同体の外に対する愛です。
 教会は、共通点を持たない人たちがキリストの名の下に集まり、そこであらゆる線引きを越えて一つになり、神の裁きに向かって歩む群れです。その歩みの中での支え合いが「お互いの愛」です。そして共に支え合いながら、外の人達がキリストの招きに応じて共同体に入ってくるのを待つことが、「全ての人への愛」なのです。
 ある聖書学者は、こう言いました。「テサロニケ教会の人達は、自分たちの群れに愛があったからこそ迫害に耐えることが出来、お互いへの愛の実践があったからこそ、自分たちの群れを愛することができたのだ。」 

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