テサロニケの信徒への手紙1 2:13~16

「神の怒りは余すところなく彼らの上に臨みます。」(2:16)

 神の救い(=神の支配への招き)が全ての人に及んだ、という知らせ(=福音)は、紀元1世紀のユダヤ人にとっても、異邦人にとっても、違和感を覚えるものであったと思います。その違和感が迫害という形となって教会を苦しめるようになりました。
 パウロはここで、歴史における罪の働きについて記しています。テサロニケ教会が受けた苦しみは、旧約の歴史の中でイスラエルの預言者たちが受けて来たものと同じものなのです。神への敵対者たちは、自分を罪の器とし、その中に罪の力を満たして、神の支配の内にある人々を、外へと追い出そうとします。
 しかしパウロは一つの確信を持っていました。罪の上には神の怒りが既に来ており、それが主の再臨の日に明らかになる、ということです。
 「あなたがたには世で苦難がある。しかし、勇気を出しなさい。私は既に世に勝っている」というキリストの言葉は、苦難の中にある私達の希望なのです。

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