申命記28:69~29:8

「わたしは40年の間、荒れ野であなたたちを導いたが・・・それは、わたしがあなたたちの神、主であることを、悟らせるためであった。」(29:4~5)

 申命記は、約束の地に入る直前にモアブというところでモーセがイスラエルに語り聞かせた言葉です。荒野の40年の最後に、これまでの旅の意味が示されました。モーセの120年の人生は、エジプトの王宮での40年、ミディアンで羊飼いとしての40年、そして荒野での40年というものでした。聖書はモーセの荒野の40年にほとんどの記述を費やしています。彼の人生は荒野の旅に集約されるのです。
 聖書が描く荒野は、私達が生きる「この世」そのものでもあります。モーセは「いつ呼び求めても、近くにおられる我々の神、主のような神をもつ大いなる民がどこにあるだろうか」(4:7)と言います。彼はそれを荒野の40年で学んだのです。
 私達も、モーセやイスラエル同様に、この世における数々の誘惑の中で、神の憐れみによって立たされ、歩まされながら「主こそ私の神である」、ということを学ばされていくのです。 

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