マルコによる福音書16:1~8

「婦人たちは墓を出て逃げ去った。・・・誰にも何も言わなかった。恐ろしかったからである。」(16:8)

 16:8でマルコ福音書の本編は終わります。しかし、その終わり方は不自然で中途半端です。
 この福音書を書いたマルコは、私達を1:1から16:8まで道案内してくれました。今、マルコは空の墓を指さし「私はこれを見せるために、ここまであなたを案内してきました。ここで案内は終わりです」と言って、沈黙するかのようです。
 私達がここまで歩いてきた道はどのようなものだったのでしょうか。福音書は「主の道」(1:3)で始まり、「ガリラヤへの道」(16:7)が示されたところで終わっています。
 復活の主に再会するための魂の故郷に続く道を踏み出すかどうか、ここでマルコは私達に決断を委ねているのです。
 「目の見えない人を導いて知らない道を行かせ・・・わたしは・・・見捨てることはない」(イザ42:16)。

コメントは受け付けていません。

カテゴリーとタグ
2018年9月
« 8月    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
ログイン
アクセス情報