マルコによる福音書14:66~72

「ペトロは、・・・イエスが言われた言葉を思い出して、いきなり泣き出した。」(14:72)
 
 ペトロは三度、主イエスとの関係を否定しました。彼が火(=光)から離れれば離れるほど、彼を包む闇は深くなり、否定の言葉が強くなっていきます。
 夜明けの光と共に、鶏の声が彼の耳に届きました。ある意味で、この鶏の声はキリストの招きの言葉です。これを聞いてペトロは我に返るのです。
 ペトロは泣きました。悔い改めの涙です。この後、主の復活の知らせ(=福音)がペトロを追いかけてくることになります(16:7)。「お前は私を知らないと言うだろう」という言葉と共に、主イエスは「私は復活した後、あなたがたより先にガリラヤへ行く」(14:28)とおっしゃいました。その通りになるのです。
 キリストは私達の涙の意味を変えてくださいます。自分の罪を嘆く涙が、圧倒的な赦しへの感謝の涙へと変えられるのです。信仰の喜びはここにあります。

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