マルコによる福音書14:43~51

「弟子たちは皆、イエスを見捨てて逃げてしまった。」(14:50)
 
 弟子達は「追い払われた」のではありません。「逃げた」のです。自分の意志・決断によって、主イエスを見捨てたのです。無抵抗で逮捕された主イエスを見て、彼らは希望を失いました。しかし、後に再び主に従うようになり、自分の命以上にキリストへの信仰を貫くことになります。
 彼らを変えたのは主の復活でした。弟子達は復活の主に出会い、肉体の死の先にまで主の道は続いていること、そしてその道の上において希望は決して絶えないことを確信したのです。
 聖書はここで、主を見捨てた人ではなく、むしろ、世の全ての人に徹底的に見捨てられた主の孤独を描いています。それはイザヤ書にある苦難の僕の姿でした(イザ53:3~6)。
 ここまでして我々の罪を背負ってくださった方が用意してくださっている希望であるなら、私達はこの上ない確かさを持って神の国を目指すことができるのではないでしょうか。

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