マルコによる福音書11:27~12:12

「このぶどう園の主人は、どうするだろうか。戻ってきて農夫たちを殺し、ぶどう園をほかの人たちに与えるにちがいない。」(12:9)

 祭司長・律法学者・長老たちは、主イエスの天からの権威ではなく、群衆を恐れていました(11:18、32)。それに対して主は、たとえ話を通して「あなたたちは、本当に恐れるべきものを間違えていないか」と問われたのです。
 ある人は、「このたとえ話は、マルコ福音書全体、そして聖書全体を凝縮したものである」と言っています。だからこそ私達は、このたとえ話の中に、自分の姿を見出します。
 このたとえに登場する農夫たちの愚かさは、主人が戻ってくることを全く想定していないことです。預言者アモスは、神がぶどう畑に帰って来られる時のことを描いています(アモ:5:16~18)。その時には嘆きが起こる、とアモスは言います。その嘆きは、主イエスのたとえで言えば、「農夫たち」の嘆きです。正しく神の御旨に沿って生きる者たちにとって、主人の帰りは、喜びが取り戻される時なのです。
 

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