マルコによる福音書6:45~52

「ところが、逆風のために弟子達が漕ぎ悩んでいるのを見て、夜が明けるころ、湖の上を歩いて弟子達のところに行き、そばを通り過ぎようとされた」(6:48)

 イザヤは、創造の秩序を破壊する力に対する、主なる神の裁きを預言しました。
 「夕べには、見よ、破滅が襲い 夜の明ける前に消えうせる」(イザ17:14)。
 「夜が明けるころ」とは、「最も神の助けが必要とされる時」です。キリストが湖の上を歩いて来られる(=悪霊を踏みつけて来られる)ことによって、私たちは救いの夜明けを迎えるのです。
 誘惑の声によって神の創造の秩序が乱されてしまったこの地上に、神御自身が来てくださり、秩序を回復してくださいました。
 誘惑の逆風が止んだ時、私たちの耳に静かにキリストの御声が聞えます。「わたしだ。恐れるな。」

 

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