ペトロの手紙1 1:1~9
「あなたがたは、終わりの時に現わされるように準備されている救いを受けるために、神の力に寄り、信仰によって守られています。」(1:5) 

 ペトロは殉教を目前にし、小アジアの地域の諸教会のキリスト者たちは苦しんでいました。
 しかし、この手紙の中には泣き言や恨み言は見当たりません。「恵みと平和が、あなたがたにますます豊かに与えられるように」(2節)と言います。「ますます」ということは、既に恵みと平和をいただいているという前提の言葉です。その根拠は、自分達が神によって召された民であるということでした。「あなた方が私を選んだのではない。私があなた方を選んだ」というキリストから直接聞いた言葉を、ペトロは生涯忘れず、それを教会にも伝え続けたのです。
 信仰の苦難の先に、「朽ちず、汚れず、しぼまない財産」が用意されている(4節)ことが言われています。キリストの復活を見た弟子達、そしてその証しを信じた信仰者たちは、自分達の地上の命が尽きても朽ちないものを見据えていたのです。
 「信仰によって守られている」という言葉は、今も真っすぐ私達に向けられています。

コメントは受け付けていません。

カテゴリーとタグ
2020年4月
« 3月    
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930  
ログイン
アクセス情報