詩編68:1~19
「あなたは高い天に上り、人々をとりことし、人々を貢物として取り、背く者も捕られる。彼らはそこに住み着かせられる。」(68:19) 

 詩編68編は、出エジプトを思い返しながら、イスラエルが神によって担われ、導かれていることを讃美する歌です。詩人は、イスラエルが40年間歩かされた苦しい旅を恨んでいるのではありません。荒野で自分たちが「貧しい」(11節)ことを学ばされたことに感謝しているのです。
 聖書で「貧しい」とは、神の前に謙遜である、神の前に何も持っていない、神の前に力を捨てている、ということです。キリストはそのような人たちを「幸いなるかな」(マタ5:3)とおっしゃり、祝福を宣言され、教会を創造されました。
 19節の「彼らはそこに住み着かせられる」という言葉は、エフェソの信徒への手紙4:8で引用され「人々に賜物を分け与えられた」と解釈されています。
 「彼は戦利品としておびただしい人を受ける」(イザ53:11)と預言されていたように、キリストは苦難の僕としての痛みの戦いを通して、世の罪人をご自分のものとしてくださいました。今、貧しい人にキリストから賜物が一人一人与えられ、インマヌエルの歩みが続けられています。

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