ヘブライ人への手紙1章
「神はその長子をこの世界に送るとき、『神の天使たちは皆、彼を礼拝せよ』と言われました。」(1:6) 

 この手紙は紀元80~90年頃に書かれたと考えられています。エルサレム神殿を失い、ペトロやパウロ、主イエスを直接知っていた信仰者たちももういない、教会にとっての試練の時代です。
 手紙の著者は1章で、旧約聖書を7つも引用して、「代々の信仰者たちが待ち望んでいたメシアは来たではないか」と言って教会を励まします。「彼を礼拝せよ」の「彼」はイエス・キリストです。
主はサマリア人の女性に「まことの礼拝をする者たちが、霊と真理をもって父を礼拝する時が来る。今がその時である」(ヨハ4:23)とおっしゃいました。女性はメシアを待っていましたが、主は「それは、あなたと話しをしているこの私である」とおっしゃいました。
真の礼拝から最も遠いと思われる貧しい人たちのところにまで、神は足を運び、御自身への礼拝への招きを告げられます。
教会は、キリストのご降誕と、キリストの再臨という二つの「アドベント」の間を生きています。世の終わりに完成される神の招きに向かって礼拝の歩みを積み重ねて生きる新しいイスラエルなのです。

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