マタイによる福音書 1:18~25

「夫ヨセフは正しい人であったので、マリアのことを表ざたにするのを望まず、ひそかに縁を切ろうと決心した。」(1:19) 

 クリスマスは、孤独の中に起こった救いの出来事でした。福音書はキリストの両親に起こったことから描き始めます。
 この時のヨセフとマリアこそ、誰にも頼ることが出来ず、孤独に一人苦しんでいた二人でした。ヨセフは一番苦しい決断を下します。許婚の自分を裏切ったマリアを責めず、むしろ守るために自分の方から離れることを決めるのです。
 主の天使がマリアに起こったことは聖霊の業であるとの言葉を告げたのは、赦しのための孤独を担うことを決めたヨセフでした。主は孤独に苦しむヨセフをご覧になっていたのではないでしょうか。そして赦しの十字架の痛みを自ら背負ったヨセフを、キリストの父として選ばれたのではないでしょうか。
 「クリスマスの喜びなど、自分とは無縁だ」と孤独を感じる人にこそ、インマヌエルの福音は向かいます。群れからはぐれてしまった羊こそ、羊飼いに求められていることを聖書は伝えています。

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