マタイによる福音書 23:27~36
「地上に流された正しい人の血は全て、あなたたちにふりかかってくる」(23:35) 

 主イエスは、神殿説教の中でファリサイ派と律法学者を指して7回「不幸だ」とおっしゃいます。そのうちの6回で、「偽善者」という言葉をつかわれます。主が批判されているのは、信仰にひそむ「偽善」でした。
 「白く塗った墓」(27節)とよく似た言い方をしているのは、預言者エゼキエルです。「平和がないのに、『平和』と言って私の民を惑わすのは、壁を築く時に漆喰の上塗りをするようなものだ」(エゼ13:10以下)と、偽預言者のことを「剥がれ落ちる漆喰」と非難しています。
 神から与えられる「聞かなければならない言葉」ではなく、人々が「聞きたがる言葉」を伝える者を、「偽善者」として主は嫌われます。信仰における「偽善」が、預言者を殺してきた、というのです。
 ある人は「この神殿説教は、今、キリスト教会に真っすぐ向けられている」と言います。信仰者はいつでも、御言葉によって自分の信仰の内にあるものがえぐられます。
 「悪意、偽り、偽善、妬み、悪口をみな捨て去って、生まれたばかりの乳飲み子のように、混じりけのない霊の乳を慕い求めなさい」(1ペト2:1~2)。

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