マタイによる福音書 22:34~40

「先生、律法の中で、どの掟が最も重要でしょうか。」(22:36) 

 「どの掟が」は、細かく訳せば「どのような掟が」という言葉です。そもそも聖書は私達にどのようなことを求めているのか、一言でまとめてください、という難しい質問です。
 キリストは、出エジプトをしたイスラエルが約束の地で生きる為、また聖なる民となるために与えられた神の掟を引用され、「神を愛することと隣人を愛することだ」(申6:4、レビ19:18)とおっしゃいました。十戒の要約でもある言葉です。
 では、キリストがおっしゃる「愛」とはどのようなものなのでしょうか。主は「私があなた方を愛したように、互いに愛し合いなさい。これが私の掟である」とおっしゃいました(ヨハ15:12)。律法が私達に求めるのは「キリストの愛」に倣うことです。それこそ神を愛し、隣人を愛することなのです。
 「友のために自分の命を捨てること、これ以上に大きな愛はない」(ヨハ15:13)との言葉通り、主はご自分を十字架に上げた全ての人の罪を担われました。「自分の十字架を背負いなさい」という主の言葉は、「キリストの愛に倣え」ということではないでしょうか。

コメントは受け付けていません。

カテゴリーとタグ
2018年12月
« 11月    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  
ログイン
アクセス情報