マタイによる福音書 22:15~22
「偽善者たち、なぜ私を試そうとするのか。」(22:18) 

 ユダヤ地方の領主であったヘロデ・アルケラオはその悪政ゆえ紀元6年にローマに追放されました。ユダヤ地方はローマの直轄の支配に置かれます。その年からユダヤ地方に住む人達には身分や性別に関係なく、全ての成人に一律同額のローマへの税(人頭税)が課せられました。それはユダヤ地方の人たちにとって屈辱的なものでした。
 ファリサイ派がヘロデ家を支持する「ヘロデ派」を連れて、人頭税を払わなくてもいいガリラヤ人の主イエスに皇帝への税金が神の御心に適っているかどうかを聞きにきました。政治的に複雑な問題を含んだ、罠です。
 主は「偽善者」と呼ばれ、「なぜ私を試そうとするのか」とおっしゃいました。「試す」という言葉は、荒野の誘惑の場面で悪魔につかわれている言葉です。ファリサイ派・ヘロデ派の人たちがキリストにしたことは、悪魔の業でした。キリストをキリストとして見ることをしないと、自分たちが神にどう見られているかを見失うのです。
神に対してサタンとなることほど恐ろしいことはありません(Ⅱコリ11:14~15)。

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