マタイによる福音書 18:1~5

「その時、弟子達がイエスのところに来て、『一体誰が、天の国で一番偉いのでしょうか』と言った。」(18:1) 

 「どんな人が」ではなく「誰が」一番偉いのか、という質問です。主イエスが二度目の受難予告をなさった「その時」、弟子達は自分たちの中での順列が気になり始めたようです。
 主イエスは一人の子供を彼らの中に立たせ、「心を入れ替えて子供のようにならなければ、決して天の国に入ることはできない」とおっしゃいました。「心を入れ替えて」という言葉は「立ち返って・悔い改めて」から来ています。神の元に戻った人が、主がおっしゃる「子供」です。
「力を捨てよ、知れ、私は神」(詩編46:11)。力を捨てる、ということは勇気がいることです。自ら無防備になり、身をゆだねる、ということです。その先で、初めて「私が神である。私はあなたと共にいる」という声を聞くのです。
 「あなた方の父は、願う前から、あなた方に必要なものを御存じなのだ」と主はおっしゃいます。幼子が親に信頼して委ねるように、「私の願い通りではなく、御心のままに」とゲツセマネの闇の中で祈られました。私達はそのお姿に倣い、「子供」となるのです。

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