イザヤ書 15章

「わが心は、モアブのために叫ぶ。」(15:5) 

 13章から、イザヤは幻を見せられ、一つ一つ名指しして国々に裁きを預言していきます。これは24章まで続きます。24章まで読み進めると、エルサレムも含めた全世界への裁きの言葉となります。
 神は裁きの御手をもって人間の驕り高ぶりを削いでいき、世界を「全く裸に」されます(24:3)。裁きによって世の罪がそぎ落とされた先で、主を求める叫びが起こり(24:14)、復活の希望が示されるのです(26:19)。
 モアブの人々は、ケモシュの神に自分の子供を焼いてささげるようなこともしていました(列王下3:26)。それなのに、一夜にしてモアブは滅びます。自分の手に持てるだけの財をもって難民となり、国境を超えることになることが語られます。
 キリストは弟子達におっしゃいました。「人は、たとえ全世界を手に入れても、自分の命を失ったら、何の得があろうか」。神はイザヤの口を通して全世界にこのことを問われます。
 神はモアブのために叫ばれました。惜しんでいらっしゃるのです。裁きの宣告の中に、神の招きの叫びがあることを見落としてはなりません。

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