イザヤ書 14:1~11

「主が、あなたに負わせられた苦痛と悩みと厳しい労役から、あなたを解き放たれる日が来る。」(14:3) 

 4節以下はバビロンの滅びを嘲る歌です。滅ぶ「バビロン」は人間の驕りを象徴しています。サタンに勝利される神への讃美の歌なのです。
歌われているバビロン王の滅びは、私達にとって他人事ではありません。申命記で、モーセは言っています。「あなたたちは、・・・主の命令に背き、主を信頼せず、その声に従わなかった。主があなたたちをお選びになって以来、あなたたちは背き続けて来た」(9:22以下)。預言者エゼキエルも「主なる神は言われる。イスラエルの家よ、恥じるがよい。自分の歩みを恥ずかしく思え」(エゼ36:32)と言葉を残しています。
 イザヤが幻を通して見せているバビロンは、イスラエル(教会)の内にある「霊的なバビロン」として捉えてもいいのではないでしょうか。
 アッシリア、バビロン、ペルシャ・・・強大な帝国が次々と時代を築きました。しかし、どの国も残りませんでした。残ったのは、弱小のイスラエル、その中でも神への信仰を貫いた「残りの者たち」でした。
 「主はその腕で力を振るい、思い上がるものを打ち散らし・・・身分の低い者を高く上げ」られる、とマリアは讃美します(ルカ1:51以下)。神の前に低く生きることで、私達は「残りの者」となります。

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