マタイによる福音書 15:29~3910

「イエスは弟子達を呼び寄せて言われた。『群衆がかわいそうだ。もう三日も私と一緒にいるのに食べ物がない。』」(15:32) 

 「4千人の給食」と呼ばれるこの奇跡は、ガリラヤ湖の東側、つまり異邦人の土地で起こりました。この「群衆」は、異邦人の群衆です。
 メシアが異邦の民に神の憐れみを示され、諸国の民が大河のように押し寄せイスラエルの神が讃美される、という「終わりの日」のイザヤ預言が形を帯びてきています(イザヤ書2章)。
 祝福はキリストの足元から始まりました。カナン人女性が娘のために主の足元に行き、憐れみにすがりました。祝福の「パン屑」を求め、それが娘にも及びました。そのことでキリストの足元へと道が開かれ、救いを求める異邦人がそこへと大河のように押し寄せて来たのです。
 復活の主に出会った二人の女性も主イエスの「足を抱き、ひれ伏した」とあります(28:9)。神の祝福を求め、喜ぶ人はキリストの足元にひれ伏し、礼拝するのです。キリストが復活された朝から今日に至るまでそれは続いています。
一人の無名の信仰者の「パン屑」を求める祈りが、世の終わりに大河を生み出すことになります。

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