マタイによる福音書 14:22~36

「イエスはすぐに手を伸ばして捕まえ、『信仰の薄い者よ、なぜ疑ったのか』と言われた。」(14:31) 

 8章にも、ガリラヤ湖上で主イエスによって小舟が救われた出来事が記されています。よく似た場面ですが、8章と比べると、御業を行われた主イエスへの弟子達の反応が変わっています。「この方はどなたなのだろうか」から、「本当に、あなたは神の子です」という信仰の言葉となっているのです。
 ある人は、「この場面は、キリストの御業によって、弟子達の信仰が教会の信仰へと成長させられていく様が描かれているのだ」と言っています。
 湖で逆風に悩む舟、沈みそうになるペトロ、これらは世の中でもがく教会の姿でもあります。声をあげる弟子達に、主イエスは「すぐに」声をかけ、「すぐに」手を伸ばされました(27節、31節)。
 「幽霊だ」「もしあなたでしたら…」という私達の声は、私達の手を取り再び舟へと導き入れてくださる主の御業によって「あなたこそ神の子です」という讃美と信仰の言葉へと何度も変えられます。
 教会は、この方の声を聞いた者の群れとして、この方の声を世に伝えていくのです。

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