マタイによる福音書 14:1~12

「領主ヘロデはイエスのお評判を聞き、家来たちにこう言った。『あれは洗礼者ヨハネだ。死者の中から生き返ったのだ。』」(14:1~2) 

 ヘロデ・アンティパスはおびえています。ヨハネを殺した後も、ヨハネが伝えていた神の言葉は死んでいないのです。
 聖書にはキリストのお名前を聞いて恐れる者と喜ぶ者が出てきます。
 主を恐れたのは、悪霊でした。ガダラ人の土地で、悪霊たちは主イエスのお姿を遠くに見ただけで滅びを覚悟しました。豚の中に移され、湖に沈められます。罪は、神を恐れ、誰かを支配し、神に抵抗します。そして支配した者もろとも滅びていくのです。ヘロデ・アンティパスとヘロディアがそうでした。晩年、流刑に処せられることになります。罪に翻弄された人達でした。
 キリストのお名前を喜んだのは、この場面ではヨハネです。多くのキリスト者がこれまで苦しみ、あるいは殺されてきました。それは、罪との戦いの痛みです。その戦いが何かを生み出していくのです。代々の聖徒は罪との戦いをやめませんでした。キリストの戦いに加わり、キリストに再び会える喜びを見据え、神の契約を信じぬいたのです。
 アンティパス、ヘロディア、ヨハネ。本当に命を得たのは主の名のために殺されたヨハネであった、という神秘を聖書は証ししているのです。

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