マタイによる福音書 13:10~17

「彼らにはたとえを用いて話すのだ。見ても見ず、聞いても聞かず、理解できないからである。」(13:13) 

 弟子達の「なぜあの人達にはたとえ(謎)を用いてお話になるのですか」という質問に対する主の答えです。イザヤが預言した「心で理解せず、悔い改めない」民には天の国の秘密を隠したまま話されるのです。
 主イエスは弟子達のことを「あなた方」、岸辺の群衆のことを「あの人達」と呼ばれます。このわずかな距離が、神が「私は彼らを癒さない」とおっしゃる距離なのです。
 それでも主イエスは群衆を拒絶なさっているのではありません。実を結ばない土地であるとわかっていながら、「種まき」を続けていらっしゃいます。種はイエス・キリストの御許でしか実らないことを示し、御許に招かれるために悪い土地にも種を蒔かれるのです。
 教会は、キリストがご自分の命を投げうって整えてくださった良い土地です。ここは決して不毛な土地ではありません。「持っている人は更に与えられて豊かになる」とおっしゃいます。キリストから「あなた方」と呼んでいただける舟に乗っているのであれば、その舟がどれほど小さくても、旧約の預言者たちがうらやむほどの祝福を見せられることになります。

コメントは受け付けていません。

カテゴリーとタグ
2018年9月
« 8月    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
ログイン
アクセス情報