マタイによる福音書 12:9~14

「人間は羊よりもはるかに大切なものだ。だから、安息日に善いことを行うことは許されている。」(12:12) 

 主イエスを訴えるためにファリサイ派の人たちが「安息日に病気を癒すのは律法で許されていますか」と会堂で質問してきました。
 主は「安息日であっても羊が穴に落ちたら引き上げてやるではないか」とお答えになりました。「引き上げる」は「起こす」という復活に用いられる言葉です。安息日ごとに私達は神がキリストを死から起こされた力によって御許に引き寄せてくださっていることに心を向けます。それが、主イエスがおっしゃっている「安息日に善いことを行うことは許されている」ということでしょう。
その後、主イエスは片手の萎えた人の手を癒されました。会堂の人々は主イエスに心を向けるようになります。ファリサイ派の人たちは会堂での権威を失い、主イエスを殺す相談を始めました。彼らは聖書の文字の実践に心を向けるあまり、「私が求めるのは憐れみである」という神の御心が見えなくなっていました。自分の権威に心を向けると人はこれほど神が見えなくなるのです。

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