イザヤ書 13章

「私は、世界をその悪のゆえに、逆らう者をその罪のゆえに罰する。」(13:11) 

 イザヤはアッシリア帝国の脅威の中、200年後に実現するバビロン帝国の滅亡の預言を始めます。聖書は、これらの古代帝国の隆興と滅亡を語りつつ、神の前に思い上がった人間が招いた裁きの歴史を伝えています。ソドムとゴモラの滅亡は、過去の出来事ではないのです(19節)。
 神の裁きは光を取り去ります。10節で言われている星、太陽、月の光は、偶像礼拝のことです。神から離れると栄華を極めたバビロンでさえ夜行性の動物が住む都となるのです(21~22節)。
 キリストが十字架に上げられた時、「全地が暗くなった」と福音書に記されています。その暗闇の中で主は「わが神、なぜ私をお見捨てになったのですか」と叫ばれました。この方は私達の闇・私達の叫びを十字架の上で担ってくださったのです。
 キリストの十字架の前で私達はこの方に対する義(誠実さ)を問われています。ソドムとゴモラにいるべき「10人の正しい者たち」、「イスラエルの残りの者たち」として神への信頼と感謝を貫くことで、教会は神の救いの御業にお応えするのです。

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