イザヤ書 10:20~34

「残りの者が帰ってくる。ヤコブの残りの者が、力ある神に。」(10:20) 

 この時代(BC8C後半)活動していた、イザヤをはじめとする預言者たちは、激変する時代の中でただ一つ変わらず確かなものを伝え続けました。それは、「救いは神にある」ということです。
 「イスラエルの残りの者」とは、目まぐるしく移り変わる歴史の中で、最後まで神への信頼を貫き通す、少数の信仰者たちのことです。この人たちが歴史の中で果たした役割は、戦いの中で華々しい活躍をした、ということではなく、「生き残った」ということでした。
 人の計画が次々と起こり、滅びていく中で、「神への信仰は決して滅びない」ことを、少数の信仰者たちは生き残った自分たちの姿を通して証しすることになりました。
 イザヤの預言を聞いた信仰者たちは、過去にイスラエルに与えられた神の救いの業がこれから自分たちに与えられる、という希望を抱いたでしょう。
 「出エジプトの救い」「約束の地」は私達にとっても過去のものではありません。私達は、いわば割れた海を歩きつつ「ここに救いの奇跡がある」ことを証しする「残りの者」なのです。

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