マタイによる福音書 8:23~27
「その時、湖に激しい嵐が起こり、舟は波にのまれそうになった」(8:24) 

 訳されてはいませんが、24節の初めには「見よ」という言葉があります。「激しい嵐」は直訳すれば「激しい揺れ」となります。キリストと弟子達が乗った舟が激しく揺れる様を、聖書は「見よ」と言っているのです。
 この小舟に乗らず、遠目に眺める人は、「キリストが乗っていても嵐を避けられないではないか。あんな小舟には乗らない方がましだ」と言うかもしれません。
 しかし、神は霊的な創造の御業を行われる際には世界を揺らされるのです(ハガイ書2章)。主と弟子達を載せた小舟は、創造の御業による揺れの真っただ中にあったのです。
 この小舟の上での弟子達の体験は、キリストに従う者であれば誰もが体験する危機・苦難です。その揺れの中で私達は、この小舟に乗った者にしか見ることのできない栄光が示されます。弟子達は「主よ、助けてください」という祈りへと導かれました。
弟子達同様、私達は「信仰の薄い者たち」です。だからこそ神は私達を失うことを怖れ、激しく求めてくださっているのです。

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