イザヤ書 8:1~10

「それゆえ、見よ、主は大河の激流を彼らの上に襲いかからせようとしておられる・・・インマヌエルよ、あなたの国土を覆い尽くす。」(8:6~8)

 ユダ王国はアッシリアによって攻め入られることになる、とイザヤは言います。民衆がシロアの緩やかな流れ(=神による助け)を拒み、アッシリアによる平和に酔いしれているからです。
 この文脈で、「インマヌエル」という存在がほのめかされています。ある人は、8:8と8:10で暗示されているインマヌエルは、「メシアとしか言いようのない存在だ」と言っています。
 このメシアは本当に頼りになるのでしょうか。アッシリアにその国土を「覆い尽くされる」方です(8節・弱い?)。しかし、アッシリアはそのメシアを滅ぼすことはできません(10節・強い?)。
 イザヤ自身53章で、子羊のように屠られたその方をメシアであると「誰が信じ得ようか」と言います。その通り、暗い家畜小屋の中で一人の少女から生まれ、十字架で血を流してあえぎながら死んだ方がメシアだと信じることは簡単なことではないでしょう。
 我々はこの方をメシアであると信じる戦いを求められています。ユーフラテスの激流よりもシロアのゆるやかな流れにこそ究極の勝利があることを信じぬく戦いです。                                                     

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