イザヤ書 7:18~25

「・・・この地に残った者は皆、凝乳と蜂蜜を食べる。」(7:22)

 反アッシリア同盟を結んだ連合国は、これに加わろうとしないユダ王国を攻めようとしました。アハズ王はアッシリアに助けを求めようします。そこに、イザヤとその息子シュアル・ヤシュブが来て「落ち着いて静かにしていなさい」と、神に頼ることを伝えます。この預言を受け入れなかったユダ王国は35年後、アッシリアの軍隊に首都エルサレムを包囲され、学ばされることになります。「これは神が我々から離れてしまわれたからではなく、共にいらっしゃるからこその滅びだ」と。
 そもそも、イザヤが召されたのは、民を悔い改めさせるためではありません。民の心を頑なにして、切り株一つになるまでの滅びへと導くためです。契約の民は、再びその切り株から成長していくことになるのです(6:9~13)。
 イザヤはシュアル・ヤシュブ(「残りの者は帰って来る」の意)と共に「この地に残る者」を預言しました。アッシリアによる滅びを体験しても、生き残って新たに神の民を形成していく者たちが残されるのです。
 イスラエルの希望は、揺れ動く歴史の中で最後まで主への信頼を貫いた少数の信仰者たち・残りの者たちにあるのです。                                                     

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